代表ご挨拶

Message

「ユウワット」に込めた想い

 監査業務を通じてクライアントの皆様とともに成長・発展させていただきたいとの思いを「ユウワット(寄り添う)」に込め、法人名を「監査法人ユウワット会計社」とさせていただきました。なお、「社(やしろ)」は、そのような思いを同じくする人の「集う場」との含意です。監査先の発展に貢献し、監査先に「寄り添う」気持ちを大切にし、共感して頂ける方々とともに成長していきたいと常に考えています。

 このような考えを共有する経験豊富な公認会計士が集い、監査法人彌榮会計社の後継法人として、令和4年9月に監査法人ユウワット会計社を設立致しました。ユウワット(iuvet)というラテン語が有する「寄り添う」という意味は、一見すると監査という厳格な世界と相反するように受け止められるかもしれません。さりながら、この「寄り添う」という言葉は、“クライアントの発展に貢献する” “利害関係者の利益を守る” “監査法人のパートナーとスタッフの成長を伴に助ける”ための持つべきコンセプトとして、私たち監査法人ユウワット会計社の基本的な考え方となっています。
 会計監査人が粉飾決算を看過する事案等が立て続けに生じ社会問題化して以降、会計監査を取り巻く環境は厳しさを増し続けて来ました。この様な監査環境の遷移に応じて、会計監査の二大機能のうち“批判的機能”ばかりが重視されることとなり、もう一方の“指導的機能”はその役割を終えたかの感がある程に軽視される傾向にあります。しかしながら、会計監査人において公正かつ独立不羈のスタンスが貫かれているならば、会計監査における指導的機能の発揮は、クライアント並びに利害関係者双方にとって有益であり、三方良しの扇の要たるものと考えます。会計監査における“批判的機能”と“指導的機能”は、正に車の両輪のごとく相互に欠かせない関係であると私達は確信しています。
 この会計監査の両輪をスムーズに動かして行く為には、監査責任者はもとより、担当する公認会計士等の監査専門要員の一人一人が、監査先との真のコミュニケーションを大切にすることが必要であって、その日々の積み重ねこそが会計監査人と監査先との余分な対立を事前に予防し、結果として高品質の会計監査を提供するための土台と成るのです。

 『会計監査の専門家としての自覚と責任を持って、クライアントに喜んでいただける良い仕事を、気持ちよく。』

 私たち“ユウワット”は、このような思い、考えを受容して頂ける方、共感して頂ける方とともに成長していきたいと考えます。

監査法人ユウワット会計社 理事長

昭和50年4月:監査法人青木倫太郎事務所入所
昭和57年3月:公認会計士登録
平成5年5月:井上斎藤英和監査法人(現あずさ監査法人)社員
平成8年4月:朝日監査法人(現あずさ監査法人)社員辞任、本井公認会計士事務所開業
平成23年1月:監査法人彌榮会計社設立代表社員就任
平成30年7月:監査法人彌榮会計社理事長就任
令和5年6月:監査法人彌榮会計社から監査法人ユウワット会計社に業務を承継して理事長に就任

<公職>
日本公認会計士協会近畿会 社会福祉法人専門委員会委員長
一般財団法人総合福祉研究会 理事長