2025年5月13日

経理規程に定める重要性に関する要綱【会計実務処理要綱解説動画第3回(要綱20)】

会計実務処理要綱解説動画の第3回は経理規程に定める重要性に関する要綱です。経理処理(計算書類等の作成プロセス)において、全ての事項を原則的な方法で行うことは実務上必ずしも合理的ではなく、前回までの解説で触れた通り局長通知等において重要性の乏しい場合には原則法によらず簡便的な方法で経理処理を行うことが許容されています。

重要性が乏しいか否かの判断は、計算書類等の利用者が計算書類等に記載された事項に基づいて何らかの判断を行う場合に誤りの無い判断ができるか否かを考慮して行う必要があります。また、重要性の判定に際しては、量的重要性(金額の多寡)のみならず質的重要性(内容の軽重)も考慮して総合的に評価し重要性基準値を定めます。この重要性基準値は法人の環境変化に応じて定期的に見直すこと、拠点単位ではなく法人全体で行い包括的に適用することなどが求められ、恣意的な運用が為されないようにしなければなりません。

今回の動画では、この重要性に関して具体的なケースを挙げ、その考え方を解説しています。

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